＜ソウルー三清洞＞ミシュラン☆獲得！超絶品のカンジャンケジャン！！　クンキワチプ

愛してやまないカンジャンケジャン。初めて食べた時は本当に感動しました。
それ以来、美味しいと聞けば出向き、色々なお店でカンジャンケジャンを食べてきました。
ただ、カンジャンケジャンはお店によって当たり外れがあるので、旅先での「外れ」は悲し過ぎますよね。

今回、久々に心ときめく逸品に出会いました。
それもそのはず、韓国版ミシュランで一つ星を獲得した名店「クンキワチプ（큰기와집）」
噂にたがわぬクオリティでした。

クンキワチは両班（ヤンバン）の家を指す「大きい瓦屋根の家」という意味らしく、伝統家屋を改造した２階建てになっています。伝統家屋でミシュラン星付きケジャンなんて、本当に心躍ります!
お料理はカンジャンケジャンの他、ポッサム、カルビチムなど一品料理と韓定食（コース料理）があります。

説明はさておき、まずは見事な蟹を見ていただきましょう。
ジャ、ジャーーーーン！！

どうです？　この美しいお姿！もうウットリです。
そして一口食べて悶絶。「お、美味しすぎるーーー！」
言うまでも無く今まで食べた中で一番です。蟹の生臭さは皆無で、とろっとした味わいがタマリマセン。
７年間熟成させた秘伝の醤油につけたカンジャンケジャンは、しょっぱすぎず絶妙な甘みで口の中でとろけます。身もプリプリで弾力があり上質な蟹だということが分かります。そして、今まで目にしたケジャンの中でも1番と言っていいくらい美しい!!

カンジャンケジャン定食は１人前から注文でき、お値段は大きさによって変わってきます。（４０，０００ｗ～５５，０００ｗ）
この日は珍品５５，０００ｗしかありませんでした。
珍品？なにそれ？←聞きなれない言葉ですが、この大きさ！これは間違いなく「珍品」でした（笑）
自家製のパンチャン（おかず）も綺麗に真鍮の器に並べられ、他にチゲスープとごはんが付きます。
真鍮ってお手入れ大変そう、それだけでもお店のこだわりが感じられますね。

黄金色に輝く内子たっぷりのカンジャンケジャンをがぶりと堪能した後は、もう一つの楽しみ、ご飯と一緒に味わいます。超絶品。あ～幸せ。この食べ方を考えた人天才！！

大きい蟹なので甲羅にもしっかりミソと身が隠れています。
次は直接ご飯投入！　甲羅の隅までしっかり混ぜ混ぜ、そのままスプーンですくって食べて良し、韓国のりに巻いて食べてよし、夢中で食べてる内にあっという間にご飯が無くなってしまいました。
別名「ご飯泥棒」　まさしくその名の通りです。

食べ終わっても興奮冷めやらずのイケハル。ミシュランでは☆1つでも、イケハル的には星３つ～☆☆☆
次回は産卵期を前にしたメス蟹の旬と言われる春に行こう！と心に決めたのでした。

場所は観光スポットの三清洞にあるので、北村やこの辺を散策した後に立ち寄るのも良いかもしれませんね。始めてケジャンを食べるなら尚更、ミシュランお墨付きのクンキワチプで! ケジャン好きのリピーターの方にも、ぜひ一度味わっていただきたいです!

クンキワチプ
ソウル特別市 鍾路区 昭格洞 122-3
(서울특별시 종로구 소격동 122-3)
TEL:02-722-9024