<ソウル-合井/弘大入口>見た目も味もため息のデジコムタン屋同食

2019-05-10 グルメ/レストラン, 海外, 韓国

およそ1年ぶりのソウル。定番で何度も何度も行きたいお店もあるけれど、新規開拓もしたい!! まだ見ぬ食べぬ美味しいものを食べたい!という貪欲な食い気で、またまた素敵なお店に初挑戦してきました。

合井にあるデジコムタンのお店「屋同食(オットゥンシク)」です。

デジ＝豚の意味で、デジコムタンとは簡単に説明すると、豚で出汁を取ったスープです。豚のお出汁と聞くと、いわゆる豚骨スープのようなものを想像してしまいますが、豚骨スープとは味も見た目も香りも何もかも全く違う別のものでした。　

つべこべ説明する前にまずは思わずため息をついてしまう、美しい見た目をご覧ください。

澄んで輝く屋同食のデジコムタン 8,000ウォン

すっきりと澄んだこのスープにどれだけの手間と時間がかかっていることでしょう。もちろんクセや臭みは全くなく、滋味深い、飽きのこない味わいのスープです。

スライスされた豚肉が2,3枚入っています。正直言うと、薄いお肉が2枚?!　足りないかもーと思ったことは、ここで全世界に向けて発表しておきます。

ご飯もたっぷり入っています。どの角度から見ても綺麗で、食べるのがもったいないくらい。でも、美味しいから止まりません。この美しいスープを前に、お肉足りないかも?なんて一瞬でも脳内をよぎった自分が浅ましさよ。十分にお腹は満たされました。

お肉はキムチと一緒に食べても美味しい。合わないわけが無いこの組み合わせ。お皿の右上にのっている薬味は、苦みがあるもので、なんだったのでしょうか。

お店はカウンターの10席程度のみです。お店の中もこのデジコムタンのようにすっきりとしながらも温かみのあるとっても素敵な雰囲気です。開店と同時に満席で、すぐに外には待っている人がいました。写真が下手すぎて伝わらない素敵さ。

私たちが行ったときには、日本語の通じる優しい店員さんがいらっしゃいました。

場所は、地下鉄2号線＆6号線の合井駅から徒歩10分-15分で、住宅街の中にあるお店です。大通りから住宅街に入って「屋同食」と見えてきました。周りにはほとんどお店が無いのに、美味しいところには人は集まるんですね。このときオープンの15分前くらいに張り切って1番乗りで到着した私たちです。

この店構えから、どれだけ素敵なお店かつたわるでしょうか。屋同食、デジコムタンの味はもちろん、雰囲気も最高でした。連日の辛い味に疲れた胃にもすんなりと入る美味しさです。あんまり混むのは嫌ですけど、ぜひぜひお勧めしたいお店がまた増えました。