代表的な中華料理と言えば、台湾、北京、上海、四川、広東etc.台湾では北から南までの中華料理が楽しめると言っても過言ではありません。今回は辛党にはたまらない四川料理のお店へ行って来ました。
台北で有名な四川料理のお店は?と聞くと、ほとんどの人が「kiki餐廳」の名前を挙げるとのこと。期待が膨らみます。
私たちは予約をして伺ったのですが、既に店内は満席。電話もヒッキリ無しに掛かっていました。人気のほどが伺えます。
早速、オーダー。当たり前ですが日本語表記はありません。でも漢字の国なので何となく分かりますし、英語と写真があるので安心。辛さの目安も唐辛子マークが3段階でついています。
まずは「糖酷魚」鯉の丸揚げにトマトベースの甘辛ソースがタップリ掛かったもの。以前上海で頂いたときは鯉の匂いが気になり、正直美味しくなかったのですが、こちらはお店のおススメにもなっているだけあり臭みも無く美味しかったです。フレッシュのトマトが使われているのでほどよい酸味が全体的な味をひきしめています。
そして、ほとんどのテーブルでオーダーされている「蒼蠅頭」これを日本語に訳すと「ハエの頭」想像したらゾッとしますが、ニラ、挽肉、唐辛子、ニンニク、豆鼓などを香辛料で炒めたものです。
一口食べて「美味しい!辛いけど美味しーい!」
これは間違いなくご飯がすすむ一品!もちろん直ぐに白ご飯を追加オーダー。
こちらもお店のおススメ「老皮嫩肉」卵豆腐を揚げたもので、見た目は日本で言う「揚げ出し豆腐」に近いのですが、卵豆腐なので、中はプルプルで食べるとトロリ、衣のカリッと感と絶妙なバランス。初めて頂きました!辛さも控えめなので“辛”が続いて、お口の中がヒーハー状態の時はホッとします。
一品一品ポーションが大きいので、これだけでお腹は満足でしたが「やっぱり肉も食べたい!」ということで、もう一品追加!料理名は忘れましたが、牛肉を甘辛く炒めたものです。
旅先での食事はどうしても欲張ってしまいますよね。←と言う事で、花巻も!白ご飯もしっかり食べてるし、完全に炭水化物摂り過ぎ~。
ふわふわでほんのり甘い花巻はそのまま食べても美味しいです。辛い四川料理では箸休め的な存在になりますねー。
本場で飲む紹興酒もたまりません。干し梅を入れて飲むのは初めて。紹興酒の甘さと干し梅の塩分がまさにいい塩梅。これまたグィグィお酒がすすみます。
現地の方にも人気のある四川料理。お値段もリーズナブルですし、おすすめのレストランです!行かれる際は、予約をされた方が確実です。日本語はほぼ通じませんが英語はOKです。ホテルのコンセルジュに頼んで予約を入れてもらうのが一番確実かもしれませんね。
KIKI Restautant
台北市復興南路一段28號
電話:(02)2752-2781